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2012年3月
偕行会セントラルクリニックでは11月に全自動コンソールを導入しました。新しい機械への移行作業は、1つのミスが全体を不潔な状況にしてしまうため、あらゆる点で絶対的な清潔作業が求められた難しい仕事だったようです。「無事に全自動コンソールに移行できたのは、患者様のご理解と、臨床工学技士をはじめスタッフが一丸となって取り組んでくれたおかげです」と語る、臨床工学技士の田島智之さんにお話をうかがいました。

(1)全自動コンソールとは何ですか?
自動でプライミング(透析の機械全体に水を行き渡らせ、透析治療が行える状態にすること)と、自動で返血が行われるのが全自動コンソールの特徴です。見た目の違いでいうと、これまではコンソール横にプライミング用の生理食塩水のパックがぶら下がっていましたが、すべて透析液でプラミングが行われますので不要になりました。

(2)患者様のお身体にとって全自動コンソールのメリットは何ですか?
透析治療では、返血がとても大切なことの1つです。血液中の毒素を取り除くのが透析治療ですが、透析治療を受けている患者様は貧血になりやすいお身体であるため、貴重な血液はしっかりと身体に返さなくてはなりません。全自動コンソールの場合は返血がしっかりと出来るというメリットがあります。

(3)スタッフのお仕事は変わりますか?
一部の仕事を機械が全自動で行ってくれますのでスタッフの作業時間が生まれます。その時間でスタッフは(機械ではできない)患者様のための仕事ができます。
臨床工学技士の仕事も大きく変わりました。日頃のメンテナンスや監視作業などあらゆる点でこれまで以上に厳しい目で行っています。

(4)今後の治療で期待できること
これまでの機械よりも高度な透析治療が可能になります。オンラインHDFなどはその代表的な透析治療方法です。患者様のお身体の状態にあわせた、より良い透析治療をしてまいります。

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