■ソーシャルワーカーとして”ぶれない視点”をもって頑張りたい
−古田さんがソーシャルワーカーさんのお仕事をする中で「頑張ろう!」と思うのはどのような時ですか。
(古田さん)
看護師さんから患者様についての相談電話をもらうと、頼りにしてくれているのを感じて「頑張ろう!」と思いますね。力をいただきます。
−看護師さんというのは意外なお答えでした。
(古田さん)
看護師さんは患者様を理解して、体調や治療や生活のことをいつも考えています。その看護師さんから電話で質問されると「この仕事が必要とされているな」と感じます。
もちろん、患者様やご家族のお悩みが解決して安心してくださることはとても嬉しいことです。「誰にも話せなかったけれど、話せて良かった。」というお言葉を聞くと「この仕事をやっていて本当に良かった」と思います。
−先ほどのお話にあった”いざとなった時”に役立てたということでしょうね。
(古田さん)
そうですね。
お役に立つために、私自身が”ぶれない視点”をもつというのが課題だと思っています。
機械的にならず、冷たく事務的にならず、患者様の言葉だけにこだわり過ぎず、感情的にもなり過ぎず、患者様とご家族の関係においても中間的な立場で、温かみをもちながらみていけるようになりたいと思います。
−よく言う”鳥の目、虫の目のバランス”も必要でしょうか。
(古田さん)
はい。
また、患者様の立場に立って先生にしっかりとお伝えしなくてはならない時もありますし、逆に先生の気持ちを理解して患者様にお伝えする時もあります。
その時にあった”為すべきこと”を大切に、感情や好き嫌いや、誰かの都合に偏るものではなく、ソーシャルワーカーとして行うべき事を1つ1つ取組んでいきたいと思います。
−気持ちを強くもつことも必要なのでしょうね。
(古田さん)
はい。少しづつですが強くなってきた気がします。
患者様ご本人はこうしたい、家族はこうなって欲しい、では医療としてはこれが必要だと、それぞれに希望や意見があります。特定の誰かの意見を優先するのでなく、それぞれの希望を叶える着地点はどこかな?と探すのが私の役割だと思っています。
−その着地点は、それぞれの希望から出来るだけ近い所がいいわけですよね。
(古田さん)
そうですね。皆さんに少しづつ歩み寄っていただくことが必要ですね。
その結果、患者様やご家族が笑顔になっていただければ嬉しいです。
−ソーシャルワーカーさんのお仕事がよくわかりました。今日は、ありがとうございました。
(古田さん)
こちらこそ、ありがとうございました。
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