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大学病院で腎臓、血液、消化器、循環器を専門としていた河野啓一先生が、駒ヶ根共立クリニックの院長になりました。日々の治療についてお考えになっていることをお話ししていただきました。

(2)患者様、ご家族、スタッフと共に治療をすすめる透析医療

−20代、30代と経験を重ねてきて、今、医師として最も興味を持っているのはどのような分野ですか。

(河野院長)
もう少し若い頃は、腎臓でも急性期の医療、例えば、緊急に透析治療をするという医療に興味がありました。
今は、慢性疾患の方への医療に興味をもっています。まさに、駒ヶ根共立クリニックでの透析医療です。

−そのように変わったのは何故でしょうか。

(河野院長)
現状では、慢性腎不全になった場合には、残念ながら完全に治ることはなく、腎臓移植をしない限り透析治療をし続けなくてはなりません。
いろいろな患者様がおみえですが、それぞれの方の個性を理解してお付き合いさせていただくと、その方のお考えなどがみえてきて、勉強になることや驚くことが多いです。

−先生のお考えには、患者様の内面への関心や、それぞれの患者様に対して最適の治療を提供するということがあって、更に患者様それぞれの個性を尊重していらっしゃるように感じます。

(河野院長)
患者様に合わせた治療が大事だと思います。
たとえば、生活スタイル、性格、家族の環境なども考えなくてはなりません。
「この患者様はこういう生活スタイルでだから、この治療方法は難しいかな?でも、こういう方法なら無理なくできるかな?」ということを考えています。
それも私一人で考えるわけではありません。
患者様もご家族もいらっしゃいます。患者様のことを最も理解している看護師や臨床工学技士等のスタッフもいます。
皆さんと話しながら治療をすすめていけるのが、私にとって最も魅力を感じる点です。

−それはこれまで(医師として働いてきた経験)とは違った喜びですか。

(河野院長)
そうですね。
これまでは(検査結果として表れる)数字を追求していた時期もありましたが、今は違う喜びがありますね。

−先ほど、回診をしていらっしゃいました。患者様と接するときに心がけていることはありますか。

(河野院長)
当たり前のことですが「挨拶」ですね。
お会いした時には「こんにちは」、治療が終わってお帰りになるときは「ご苦労様でした」。そういう当たり前のことが大事かなと思っています。
それから、回診というのは治療の1つでもありますので、患者様に選択肢をできるだけ提供できるようにと考えています。さまざまな治療方法の中から、その患者様にあった方法をわかりやすくご紹介するように心がけているつもりです。

−回診の時もとても和やかにお話しされていたのが印象的でした。

(河野院長)
初めの頃と比べると、私も患者様の顔と名前が一致してきて、患者様の性格的なものも含めて理解が深まってきたのを感じています。患者様も私についても知って頂いてきたと思います。

−ご家族とはお話しされることはありますか。

(河野院長)
スタッフほどお話しする機会はありませんが、送り迎えをしてくださっているご家族が多いので、お会いしたときにはできるだけお話しをするようにしています。
ご家族のご理解が深まるのは、治療にもよいことだと思います。



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